こんにちは、Tablet Hotelsの諸星です。
今日は、いまアジアで最も注目されているホテルのひとつ「ミラ・ムーン(Mira Moon)」 をご紹介します。内装をデザイン界の巨匠、マルセル・ワンダースが手がけたと聞けば、それだけで納得でしょうが、それ以上にたくさんの“WOW”が詰め込まれているのです。
テーマになっているのは中国神話の玉兎(月のウサギ)と姮娥(じょうが)。
それらを近代的に表現したインテリアは、どこか子供心を残した可愛さがあり、言うならば東洋風に仕立てた不思議の国のアリスの世界を思わせる空間です。
館内ではオランダのモダン要素と中国神話のイメージが交じり合い、巨大なウッドランタンや、キュートなチューリップ型の椅子、目を見張る純白ラッカーや繊細なモザイクがほどこされた壁、鮮やかな牡丹やウサギのモチーフといったディテールが目に留まります。
ひっそりとした秘密のガーデンや、エレガントなシノワズリをまとったスタッフの存在も、ホテル全体のマジカルなイメージにぴったり。ポリッシュされた木材の天井がムードを作り出す客室には、ゴージャスな大理石のバスルーム、最新のテクノロジー設備に加え、ドリンク無料のミニバーが。
近未来的な高層ビルや超モダンなデザインホテルが集まるこの街で、遊び心を効かせた「ミラ・ムーン」は、文化的歴史への意識とユーモアのセンスでほかと一線を画したホテルなのです。
住所:388 Jaffe Road, Central Western, Hong Kong
客室数:91室
宿泊料金:1泊1室1,920香港ドル(約25,000円)〜