今回はモロッコ・マラケシュのリヤド(邸宅ホテル)をご紹介します。
「リヤド・ディオール(Ryad Dyor)」は、デザイナーとしても活躍するオランダ人とスペイン人の夫婦が経営する宿。
メディナ(旧市街)の伝統的な建物だけにプライベート感は抜群ですが、リヤドに多い暗くてしっとりとした雰囲気とは逆に、日差しに溢れ、生き生きとしたオープンな印象です。
リヤドは通常、1軒の邸宅を改装していますが、ここは2軒の邸宅が背中合わせになった造りなので、客室数7室の小宿とはいえ、ゆったりしたスペースを確保しています。
中庭に小さなプールがあるのは嬉しい驚き。屋上のテラスは、星空を眺めながらのんびりするのに理想的な場所です。
日光がさんさんと降り注ぐ客室は、折衷的なデザインの家具とアート作品、アンティークなどで彩られ、モロッコ伝統の装いをベースに、ヨーロッパやアジアのアクセントを取り入れています。館内には小さなハマム(トルコ風のお風呂)も。
旅先では、その土地ならではの宿を体感するのも楽しみのひとつ。
マラケシュに行くならぜひ、リヤドを拠点に「暮らすような旅」を実現してください。
リヤド・ディオール(Ryad Dyor)
住所:1, Driba Jdida Sidi Ben Sliman, Marrakech, Morocco
客室数:7室
宿泊料金:1泊1室93.50ユーロ(約10,845円)〜