こんにちは。アロマインストラクターの萱原恵子です。
朝晩冷え込み、風が冷たくなってまいりました。
今回はアロマで冷えのケアをする方法をご紹介させていただきます。
寒い時期になると、手先や足先の冷えで悩む人が多くなります。
これは、人間の体は冷えたら困る所に血液が集り、手足の血行が悪くなるからです。
血液はお腹、主に肝臓や腎臓に送られ、手足の末端まで血液が分配されにくくなりま
す。
なので、手足だけをマッサージしたり、温めたりしても効果は大きくありません。
冷え性の方はお腹をマッサージするこをお勧めします。
お腹の代謝が上がり、胃や腸の平滑筋がしっかり動くようになれば、お腹は温かくな
ります。
すると手や足にも血液が分配されて、冷え性も緩和されます。
≪Warm Upマッサージオイル≫
〈材料〉
25ml容器
植物オイル 25ml
精油(アロマ) ネロリ 2滴
ジンジャー 2滴
マージョラム 3滴
(精油は1滴0.05ml)
〈作り方〉
容器に植物オイルを入れ、精油を加え、ふたをして容器を振り、よく混ぜる。
オイルを手に取り、おへその周りを時計回りにマッサージしてください。
手足は血行が悪くなっている末端によく擦り込んでください。
ネロリ:血液循環を改善します。
ジンジャー:加温作用があります。
マージョラム:毛細血管を拡張させ、血液の流れを良くします。
また、40度前後のお湯にゆっくり入浴する事も冷えの緩和に役立ちます。
そんな時はお風呂でアロマを楽しみませんか?
浴槽の中に精油の原液を垂らす事はお勧めできません。
精油は油なので、お湯との混ざりが悪い物です。
必ず精油を食塩や蜂蜜に混ぜてから、浴槽に入れてください。
≪バスソルト≫
〈材料〉
食塩またはハチミツ 大さじ1
精油 4~5滴
ドライハーブを加えても良いです。
精油はお好きな香りで良いので、バスタイムをお楽しみ下さい。
冷え性を改善したい方は、ネロリ、ジンジャー、マージョラム等がお勧めです。
アロマで心も体も温かくなって、美伝子を輝かせてください。
≪アロマセラピーの注意点≫
・初めて使用される精油は、お肌に合うか少量でテストしてからご使用下さい。
・お肌の弱い方、お子様は精油の量を加減してください。
・精油やマッサージオイルは直射日光の当たらない所で保管してください。
・お肌に異常が表れた場合は直ちに使用を中止してください。