昨年の誕生日はバンコクで過ごしました。3年ぶりでしたが、小規模でデザインにこだわったホテルが沢山オープンしていて、それだけでも訪れる価値あり! いくつか見学した中で、一番インパクト大だったのが、ホテル・ミューズ・バンコク(Hotel Muse Bangkok)。
ソフィテルを運営するアコー社のブランド「Mギャラリー」のひとつで、徹底したバロックスタイルが美しく、とても洗練された印象を受けました。
バンコクでバロック?(大丈夫?)と疑念を抱くかもしれませんが、一歩中に入れば、その完璧さに驚くでしょう。細かな装飾のディテール、漂うフレンチ・コロニアルの香り、デザインには100年前のバンコクへのオマージュも隠されているそうです。
地下のレストランでは、「Harper’s BAZZAR」がプレスランチョンの準備中でした。バンコクのお洒落ピープルが集まる場所なんですね。ランスアン通りという外国人居住者が多いエリアで、夜はルーフトップ・バーも賑わっていました。
客室は共用部に比べ、よりシックで落ち着いた印象。ハードウッドのフロアに、上質な家具やリネンが配されていました。バスルームのシンクや照明には、所々アンティークが用いられ、お部屋での寛ぎをランクアップしてくれそう。
アーバンホテルで、その土地らしさを感じるのは難しいもの。ならば、思い切ってファンタジックな世界に飛び込んでみては?バンコクのような都市では、尚更そのギャップが新鮮です。
ホテル・ミューズ・バンコク(Hotel Muse Bangkok)
住所:55/555 Langsuan Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok, Thailand
客室数:174室
宿泊料金:1泊3990タイバーツ(約11,840円)〜