こんにちは、Tablet Hotelsの諸星です。
12月は恒例のNY出張でした。NYは昨年だけでホテルの総客室数が1割増えたそう。Tablet Hotelsにもたくさんのホテルが登場しました。中でも、今年注目度アップが期待される、クイーンズ地区の「ペーパー・ファクトリー・ホテル(Paper FactoryHotel)」をご紹介しましょう。
ニューヨークで近年人気沸騰中のエリアといえばブルックリンですが、トラベルエキスパート曰く、次は間違いなくクイーンズ!最近、欧米で次々と登場している、工業地帯を再開発したホットなエリア、という点でも「ペーパー・ファクトリー」のようなホテルの登場は、時間の問題だったわけです。
名前のとおり、印刷工場として使われていた建物をリノベーション。インテリアは、生粋のニューヨーク式インダストリアルスタイルで仕上げられています。元の建築的特徴を上手に残し、家具やフローリングはビンテージまたはリサイクル材を利用するなど、館内には歴史を感じさせる要素がたっぷり。
実際にビンテージではないものも、ビンテージ風のものを取り入れ、空間に自然に溶け込むように工夫されています。レンガや石材、木材、レザーといった素材と質感に溢れ、今日マンハッタンに多い、派手なツヤ感のあるデザインホテルとはずいぶん違った印象です。
館内には、同じくクイーンズ内のアストリア地区でもともと人気の老舗だったレストラン「ムンド(Mundo)」が再オープン。すでにちょっとしたエンターテインメント中心地となりつつあるロングアイランドシティには、これからますます面白いスポットが増えるはず。
ペーパー・ファクトリー・ホテル(Paper FactoryHotel)
住所:37-06 36th Street, Long Island City, NY, USA
客室数:123室
宿泊料金:1泊1室197ドル(約23,200円)〜