皆さん、こんにちは!
カラダ講師の安藤万里子です♪
全国的に厳しい暑さが2ヶ月近くも続いていますね。
皆さんは夏の疲れを溜めずに元気にお過ごしでしょうか?
(前回のコラム『夏バテにならないための10つのこと』はこちら)
私は仕事柄、外に出ることが少ないので、夏のイベントを楽しむためにも、普段は屋内でせっせとカラダ作りをしています(^^)
そんな自分へのご褒美に、お盆休みは伊豆の自然に思いっきり触れてまいりました!
↑美しいサンセットに癒されました♪
楽しく遊んだ後は【芯から冷えた】カラダを源泉かけ流しの露天風呂で温めます!
↑前回のコラムでお話した通り、関節や骨は冬より夏の方が冷えて固まりやすいのです
さて、これまでのカラダ講座では、
①カラダに触れる・触れられるの2方向を通して『自分のカラダの扱い方』に気づく
→貴方のカラダは一生を通して付き合っていく一番大切な相棒なのに、そんなひどい扱い方でいいのですか?
②『カラダが発している信号』に普段から耳を傾ける
→「仕事が忙しい、楽しいことしたい」という気持ちが先立って、カラダの声を無視していませんか?
③触れたものをとことん感じていくことで『直感』が研ぎ澄まされる
→職人さんの手が「作るもの」に対してとても繊細なように、自分のカラダの小さな変化にも気付ける「繊細なカラダ」作りが不調や病気の早期発見へと繋がります。
④カラダに関して「やばいかも」と感じる直感に対しては素直に従って行動する
→「あ、ちょっとやばいかも、まぁいっか」と思うことの多い方、そのままの貴方でいくとカラダは確実に壊れてしまいます!
⑤自分のカラダに起こる『違和感』をキャッチすることで不自然を見分ける
→味もそう、人への第一印象もそう、不自然なものは、一番最初に知覚したときに本当は違和感を覚えているはずです。不自然に慣れてしまったら最後、貴方の直感はどんどん鈍っていきます。
といったように、正しい知識をもとに正しい直感が得られるようにするためのヒントをお教えしてきました。
コラムを通して、私のメッセージに気づいて頂けましたか?
(今までのコラムはこちらです→ )
そして、ここ数年起こっている異常気象によるカラダへの影響がかなり大きいため、
実は前回から【体外環境を整えること】についてお話しています。
様々なストレスにさらされている現代では、環境を変えるだけでも、カラダに起こる不調が劇的に改善することがあるのです。
カラダの内側(心も含めて)を見つめつつも、まずはご自身の周りの環境から整えてみませんか?
…ということで、今回は体外環境のひとつである《居住環境》を整える上で気を付けるべき5つのチェック項目をお伝えします。
①光:
◆家の日当たりは良好ですか?
◆1日にたった5分でも日の光を浴びていますか?
☆1日に3分~5分でも直射日光を浴びることで、
○体内時計のリセット
○セロトニンの増加によるうつ病予防
○ビタミンDの生成
○太陽光に含まれる紫外線による殺菌
という効果が得られます。
②風:
◆家の風通しは良いですか?
◆窓が少なくても、扇風機などで部屋の空気を外に循環させていますか?
◆家の中に外からの気持ちいい風が吹いていますか?
☆外気を部屋の中に入れて循環させないと、室内に暖房器具などから発生する二酸化炭素や湿気、ハウスダストなどがたまってしまいます。
最近の家は気密性が高く、家のすき間を通しての自然換気だけでは不充分です。
人間も室内で生活している限り、汗などによる湿気はもちろん、細菌までも空気中に吐き出しています。
人の健康を考えた時に、新鮮な空気が常に流れている状態を作ることが自然であり、 必要不可欠なのです。
③土地:
◆風水を多少なりとも参考にしていますか?
◆その土地に住み始めてから、不調が多かったり不吉なことが続いていませんか?
☆ 土地については 「鬼門(北東)」や「裏鬼門(南西)」にトイレや玄関がある場合や、家に「欠け」がある場合、近所に仏閣やお墓がある場合などが問題とされています。
1.常に清潔を心がける
2.風通しを良くする
3.ライトなどで明るくする
4.魔除けや方位除けの御札を貼る
5.盛り塩をする
などの方法が土地の浄化に有効とされています。
詳しくは風水の本などを参考になさってください。
④ベッド:
◆広さは足りている感覚がありますか?
◆マットレスの硬さは気持ちのいいものですか?
⑤枕:
◆一年を通して高すぎず、低すぎない快眠を促す位置に調節できていますか?
☆低反発の枕やマットレスは、寝ている間にカラダが沈みこみ、歪んだままで固定されてしまうので、寝れば寝るほどカラダの歪みが増えてしまいます。
逆に硬すぎる枕やマットレスはカラダが硬直してしまい、深い眠りに誘えません。
カラダのケアはちゃんとしているけれど腰や背中がどうも痛い、という方はまず、枕とマットレスを変えてみてください。
《理想の枕の硬さ・高さ》
そば殻やパイプが中身の枕で内容量が調節できるものです。
毎日頭の高さは変わっているため、その日の頭の高さに合わせて枕の下にバスタオルなどを折り畳んで入れたり、枕の中身を調節するだけで、睡眠の質が変わることもあるのです。
《理想のマットレスの硬さ・厚み》
10センチくらいの厚みでカラダが沈みすぎないマットレスの上に敷きぶとんをのせたものがベストです。
欧米では健康に気遣う人にFUTON(ふとん)が大人気だったりします。
日本古来の良いものは受け継いでいかなくてはいけませんね。
↑伊豆でちょっとだけ富士山を拝めました(右にあるのは氷でできた富士山です)♪
ストレッチやトレーニングの仕方がわからない方、カラダを動かすなんて億劫だわ、という方はまず体外環境を変えていくことから始めてみてください。
環境が改善されると、きっとカラダに意識が向いていくはずです(^^)