みなさんこんにちは。
美容ジャーナリストの井上華奈です。
今回は最強の時短美容でもある『肌の再生医療』をご紹介したいと思います。
訪れたのは日本の肌再生医療のパイオニア的存在であるRDクリニックの東京銀座院。
肌細胞(真皮線維芽細胞)は年齢とともに確実にその数を減らしていきます。
減ってしまったらもう取り戻すことはできません。
肌の再生医療とは、自分の細胞を培養・保管し、このように肌細胞が減ってしまった部位に定期的に自分自身の細胞を補充することで肌が本来持っていた弾力やハリを再生させるというもの。
再生医療は昨年、新しい法律が施行され規制されていますが、このRDクリニックはそれにのっとってしっかりと対応されているそう。
私もさっそく体験してみました!
まずは血液採取をして感染症を持ってないかなどの検査をします。
その後、耳の後ろの皮膚を採取します。
大きさは米粒大。
耳の裏は紫外線など老化の原因となる影響を受けにくいので、他の顔の皮膚よりも衰えが遅いのだとか。
ちなみに、麻酔をしてから採取するので痛みはナシ!
これと血液を採取し、約一カ月かけて肌細胞を一万倍に培養します。
そして、やっと肌細胞を移植!
今回、私は一番気になっているほうれい線に移植することにしました。
注射器で注入していくのでチクチクをした痛みはありますが、写真のように事前に塗る麻酔をしているので耐えられる程度の痛みです。
そしてこの二週間後に第二回目の肌細胞移植をします。
二回に分けておこなうのは、細胞の定着率が高くなるためだそう。
結果、七カ月後にはこうなりました〜
移植前の写真 → → → 七カ月後の写真
どうですか?
七カ月後の写真はメイクをしてしまっていますが、ほうれい線はメイクを落として写真を撮っていますよ。
自分でも少し頬が引き上がったような表情になったなって思います。
ハリが出ているせいか、ほうれい線だけでなく、頬のたるみ毛穴も目立たなくなりました。
自分の細胞を使って肌の老化を修復していくので、整形のような不自然な若返りにはならず、一回の移植で確実に効果が出ていますよね。
個人差はありますが、平均して移植後1〜3カ月程度で効果が出はじめ、老化を遅くする効果の持続時間は2〜3年だそうです。
しっかりとスキンケア、UVケアをされている方はより効果が持続するので、これに甘えて毎日のスキンケアを怠るのは禁物ですよっ。
また、移植に使う分以外は今後のために凍結保存できるので、年に一回程度の移植で年々若々しくいられるんですって。
自分の細胞なので拒否反応や副作用がなく、また移植した元気な肌細胞が老化した肌組織を修復してくれるので、ゆっくりと確実にはだが若返るのがいいですね。
デメリットとしては、血液検査からはじまって肌細胞を移植するまでに時間がかかること、また、効果が緩やかなので目に見えてわかるのに数カ月から1年の時間がかかること。
あと、これは人によってはメリットでもデメリットでもあるとは思うのですが、人工的な劇的な変化というのはなく、自然な年相応の若返り、あるいは年より少し若い自分に戻る感じです。
私は年相応の自然な自分が好きなので、これくらいの効果がすごく気に入りました。
毎日のスキンケアも、もちろん大事ですが、年齢を重ねた肌にこういった安全な最新治療を考えてみるのもいいですね。
<問い合わせ先>
RDクリニック東京銀座
104-0061
東京都中央区銀座1-3-1 銀座富士屋ビル9階
http://www.rederm.com/
0120-31-0044