カリフォルニア在住・フラワーデザイナーのakikoです。
今日は アメリカの素敵なビンテージ食器を紹介します。
ファイヤーキングのジェダイトシリーズ。
ファイヤーキングとは
1940年から1976年までアメリカで製造された
耐熱ガラスを使った食器のブランド。
ティーセットからディナーウェア、業務用食器、花瓶、
調理に使うミキシングボウルなど種類が豊富。
そして 安価で丈夫なことから、当時のアメリカの一般家庭に広く普及していた食器です。
ジェダイト(翡翠色)シリーズ以外でも
ホワイト、ピンク、ターコイズ、ピーチなどなど様々なカラーを見つけることができます。
どれもミルクガラスと呼ばれる独特の質感が特徴。
アメリカのカリスマ主婦、マーサスチュワートが
ジェダイトカラーの食器やシュガーケースなどをコレクションしていることが注目され、
今ではアメリカだけではなく 日本にもコレクターの方がたくさんいらっしゃいます。
私のジェダイトデビューは こちらのケーキスタンド。
これは アンティークマーケットで見つけたのですが、メーカーは不明。
ファイヤーキング以外のメーカーも ジェダイトカラーの食器を作っていたので
色々な種類のものを見つけることができます。
このケーキスタンド、色がとても良い。
茶色いスコーンや白いケーキも映えます。ジェダイトの魅力を教えてくれるのには十分でした。
そして ネットオークションでこちらのカップアンドソーサーと
ミルク&シュガーポットを手に入れました。
Jane Ray シリーズと呼ばれる
さっぱりとしたシルエットに甘すぎない細いラインの模様と薄手で華奢な雰囲気が魅力。
ミルクガラスのあたたかみがある質感とのバランスも上品で美しい。
紅茶の色との相性もよく、少し透け感があるのがわかりますか?
コンパクトで丈夫なのも使いやすい。
ジェダイトシリーズは アンティークマーケット、
ebay(アメリカのネットオークションサイト)以外では
アンティークショップやガレージセール、スリフトショップと呼ばれる
寄付されたものを売っているお店などでも運が良ければ見かけることができます。
アメリカ旅行の際は、こういうショップを巡ってみるのも楽しいですよ。