こんにちは、TabletHotelsの諸星です。
先月初めて本格的な登山に挑戦しました。目指すは八ヶ岳のひとつ、標高2,899メートルの「赤岳」。
進むたびに変わるダイナミックな景色に圧倒され、頂上付近で雲海に浮かぶ富士山が目の前に現れたとき、それまでの疲れが一気に吹き飛ぶほどの感激でした。
何十年ぶり(?!)に山小屋泊を体験したのですが、今回は、私がいつか泊まりたいと思っている“小屋”(と表現してはちょっと失礼だけど)イタリア・トスカーナ州の小さなヴィラをご紹介することにします。
シエナから車で1時間の片田舎にある美しい「ルレ・レジデンツァ・ダルテ(Relais Residenza d'Arte) 」は、広々とした緑の敷地に佇む14世紀の石造りの農家を改修したホテル。
あちこちに飾られているたくさんのアート作品がホテル名の由来であり、個性となっています。客室や公共スペースは数々の絵画や彫刻などで飾られ、庭には大小さまざまな作品が糸杉とオリーブの木立に守られるように佇んでいます。
全部でたった8室。また美術品は別にして、館内は、石の暖炉やアーチ、むき出しの木の梁など伝統的な農家の造りが古風な趣を醸し、窓の外には写真集から抜け出したようなのどかな景色が広がっています。
トスカーナといえばおいしい食べ物とワイン。
ホテルのアレンジでワインの町モンタルチーノを訪れたり、近所のレストランでトスカーナの伝統料理を学んだり、レンタサイクルで野山を駆け巡るのもいいですね。
ルレ・レジデンツァ・ダルテ(Relais Residenza d'Arte)
住所:Poggio Madonnadell'Olivo, Torrita di Siena, Italy
客室数:8室
宿泊料金:1泊1室78ユーロ(約10,500円)〜