四谷三丁目と曙橋の間、江戸時代にはお屋敷があった歴史ある場所、荒木町。
迷路のように入り組んだ路地を散策するだけでワクワクします。
荒木町には現在230軒ほどの飲食店が軒を連ね、お店同士でお米やお酒の貸し借りも健在という、歴史と人情を感じる町。
今回ご紹介するのは杉大門通りから1本入った路地にある、鈴なり。
有名料亭で修行した店主の、旬の食材を使ったコースを4500円~いただくことができる和食屋さんです。
いただいたお料理は、
先付け・お造り・前菜・吸い物・合肴・煮物・焼物・酢物・食事・デザート
の盛りだくさんな6000円コース。一部を写真付きでご紹介していきます。
■先付け
葉を器に見立て、甘みのある優しい味のトウモロコシ豆腐とじゅんさい。
初夏らしく涼しげです。
■前菜
金時草のお浸し、蛸とオクラとマイクロトマトの酢の物、根芋とウニ、
手長海老の揚げ物、鱧の棒寿司、丸十の甘露煮、枝豆。
品数豊富で見た目にも美しい前菜の数々。金時草は最近よく見かけますが、
ビタミン・鉄分・カルシウム・アントシアニンが豊富でまさに美容に良い食材。
■吸物
生ウニの玉地蒸し。
蟹のほぐし身と卵、ウニが入っているアツアツの茶碗蒸しのようなもの。
黒胡椒がピリリときいています。
■お造り
個性的な器に盛り付けられているのは、本鮪、夏平目、あおり烏賊、わらさ。
白身と烏賊は酢橘をしぼって藻塩で。日本酒がすすみます。
■焼物
金目鯛の塩焼、つぶ貝、万願寺唐辛子。
金目鯛の皮はパリッ、中はふわっと焼いてあり、皮までいただきました。
■煮物
茄子の煮物とバフンウニ。茄子とウニの組み合わせはとても合うのですよね。
大将が個人的に大好きなのだそうで、本日3回目のウニが登場(笑)
■食事
土鍋の中にはどんと4匹の鮎が。ふっくら炊いた鮎ご飯、これで2人前。
食べきれない分はおにぎりにしてくださいます。翌日の朝も至福の時を味わえるのです♪
女性2人なら間違いなくイケメンの大将を目の前にできるカウンターがオススメ。
訪問の際には電話でご予約をお願いいたします。
鈴なり
住所:新宿区荒木町7番地 清和荘1階
電話:03‐3350-1178
営業時間:18:00~24:00(23:00 LO)
定休日:日曜日
予算:1人6000円~
カウンター7席、テーブル席11席
http://www10.ocn.ne.jp/~y-hiko/suzunari/