瀬川あずさです。
刺すような暑さも次第に穏やかになり、
秋のおとずれも僅かに感じられるようになってきた今日この頃。
「読書の秋」や「芸術の秋」という言葉があるように、
なぜかこの時期、ちょっと文化的なことに触れたくなりますよね。
そしてもちろん、「食欲の秋」もハズせません。
美味しいものも味わいたいし、アートな世界も楽しみたい……。
そんな欲張りな方にオススメしたいが、今回ご紹介する
「ルーウィン・エステート アートシリーズ シャルドネ」です。
先日、「食とアートを愉しむ夕べ」というレストランイベントを
開催したのですが、そちらでも大人気だった1本です。
ルーウィン・エステートは、オーストラリア南西部の
マーガレット・リヴァーという産地にあるワイナリー。
特に評価が高いのがシャルドネで、ブルゴーニュの高級ワイン
さながらの品格を思わせるその味わいは
“オーストラリアのモンラッシェ”と称されています。
そして、エチケット(ラベル)のデザインが毎年変わることで
知られているのがこちらの“アートシリーズ”。
ラベルのデザインは、全てオーストラリアで活躍する
気鋭の現代画家の作品から選ばれたもの。
こちらの2008年ヴィンテージは、力強い筆のタッチが
印象的なKen Wisson氏の作品です。
「芸術と共にワインを愉しむ」というルーウィン・エステートの
姿勢が顕著に感じられますよね。
「アートラベル」というとボルドーの格付け1級ワイン
シャトー・ムートン・ロートシルトが有名ですが、
高級なワインですし、飲むタイミングにも気を使うので、
普段から気軽に飲めるものではありません。
一方、ルーウィン・エステートは、味わいはもちろん、
芸術性にも優れていて、尚且つ手に届きやすいお値段という
三拍子そろった“使える”ワイン。
これからの季節、さらに活躍しそうな予感です!
アートが大好きなあの人も、ルーウィンの奥深くも凛とした味わいと、
センス溢れるエチケットのデザインに、きっと魅了されることでしょう。
ちなみに……
こちらはワインイベントで大阪は北浜のフレンチレストラン
『エッサンシエル』の大東シェフがルーウィンに合わせて考案した一皿。
フォアグラのポワレ&イチジクを、
蜂蜜、ビネガー、黒胡椒のソースで仕上げているのですが……
ワインの持つトロピカルな果実味に蜂蜜が、
凛とした酸味にビネガーが、そして仄かなスパイス感に黒胡椒の風味が
ぴったり呼応し、絶妙なマリアージュでした!